夫の隠していた借金に気づいた時、どのような行動をとればいいでしょうか?
裏切られていたショックは計り知れず、感情的に夫を責めたり
嘘を見破れなかった自分の行動を悔やんだり、
今後夫婦としてやっていけるか不安になるのも当然です。
どうして夫は自分を裏切ったのか。
怒りと悲しみを爆発させても現状は悪くなる一方です。
まずは妻としてどういう行動をとればいいか、この記事で詳しく解説していきます。
この記事の内容
夫の借金に気づいたきっかけ

旦那の借金が発覚するきっかけで多いものをあげていきます。
- カードローンを借り入れた時のATM明細書がポケットから出てきた
- 夫宛の消費者金融からのDMハガキ
- パソコンのメール(お借り入れありがとうございます等)
- 返済を求めて夫の友人や同僚が家に来た
- 夫宛の差出人が怪しい封書が届いて開けたら催促通知だった
- 延滞・滞納で家に電話がかかってきた
- 貸金業者が取り立てに来た
- 借金で首が回らなくなった夫の自白
- 不倫発覚と同時に借金も発覚
借金発覚で一番多いのが「催促状や明細書を見つける」です。
上着やズボンのポケットから出てくる率高し!
男性の危機管理能力はあまり高くないので、
丸めた明細書をゴミ箱やカバンの中から見つけることも多いです。
返済を求める催促状や友人・貸金業者が家に来るようになれば
借金の支払いで首が回らない状態。
借金を隠されているだけでなく、
返済まで滞っているなんてダブルショックです。
最近お金の使い方が荒くなったと思って調べたら
浮気相手のために借金していた…なんてことも珍しくありません。
ほんと、最低ですよね。
夫が妻に黙って借金する理由

会社の部下や上司との付き合いが多く小遣いだけでは足りなかった
日々、家族のために働く夫。
取引先や部下・上司との付き合いも多く、
小遣いだけでは到底足りないこともあります。
部下を連れて外回りや悩み事を聞くのも良くあること。
そんな時、部下とランチ代や飲み代を割り勘するのは
メンツが保てません。
しかし、妻は家計を厳しく管理し、子供の教育費や生活費を捻出するため
必死に節約しているとしたら…。
飲みに行くのも仕事のうち。そんな職場についている人も少なくありません。
妻に言い出せずにカードローンでちょっと補填しようという気持ちで繰り返し借金を重ね、返済に困ってしまうケースはとても多いのです。
競馬やパチンコなどギャンブルにハマってしまった
独身時代からギャンブルが好きな夫だったら要注意です。
これらは一攫千金を狙うチャンスがあり、トータルでは損をしているのに
たまに大勝ちするとその成功体験が忘れられず依存症になってしまいます。
借金をしてギャンブルをする。
買っても飲み代に消える
返すお金がないから、
さらに借金してギャンブルで勝ったお金で返そうとする
負ける
この繰り返しです。
ギャンブルに関しては、病的依存へ発展しますので注意しなければなりません。
お酒や夜遊び・趣味が多く結婚している自覚がない
結婚して妻や子供がいるにもかかわらず、
独身の頃と何ら変わらない遊び方をする男性がいます。
独身時代とは違い自由になるお金も時間もないストレスから
お酒を飲むと気が大きくなり、借金をして大盤振る舞いしたり、
飲み屋をつけ払いにするなど、やりたい放題。
このタイプはよっぽどのことがない限り
変われません。
友達にお金を貸した、または保証人になってしまった
これは私の実体験です。
元夫は友人に騙されるタイプで
何度もこのようなことがありました。
妻に黙って友人の多額の借金の保証人になってしまったケースでは
債務者が逃げたため、夫に支払い義務が生じ
自分とは全く関係のない借金を背負うことになる…なんて話も珍しくありません。
なんとか家族に迷惑をかけないよう、
心配しないように自分一人で抱え込んでいます。
飲み屋や風俗の女性にハマってしまった
これも夫が隠れて借金する理由で多いケースです。
相手はプロですから恋の駆け引きも上手。
飲み屋や風俗の女性はお金を使ってもらってナンボですから
お金がないと相手にされません。
女性の気を引こうと借金していい格好をする男性…。
毎日毎日、子供を見て、節約して家事をこなす妻としては
バカバカしくなり、あきれてモノが言えませんよね。
会社を辞めたことを言い出せなかった
ここ最近多くなったのが、「会社を辞めたことを家族に言い出せない人」です。
自営業者の場合は、業績悪化を妻に言い出せず
「借金して生活費にあてている」という人もいます。
就職先が決まってから話そう
業績が元に戻れば返せるはず
そう考えて、借金を繰り返してしまいます。
男が妻に嘘をつく心理とは?
男性が嘘をつく心理は、
- 自分を守る為(怒られたくない・ガミガミうるさい)
- メンツを保つ(妻に幻滅されたくない・子供に知られたくない)
- 心配をかけたくない(妻や家族を愛している)
この3つです。
男性の多くが自分を守る為に嘘をつきますが、
家族を裏切っているという感覚より、
「なんとか返せば問題ない」と考えていることが多いです。
借金がバレたら離婚されるかもしれませんし
男として情けない姿を見せることに抵抗があるのです。
ただし、中には本当に妻や家族に心配をかけたくなくて
一人で借金問題を抱え悩んでいる夫もいます。
夫が借金を隠していたことは許せませんが、
隠していた理由も様々なのでまずは「どうして借金をしてしまったのか」
その理由を聞いてみましょう。
発覚は初めてじゃない!借金を繰り返す夫の理由
夫の借金発覚が1度や2度じゃない場合も残念ながら少なくありません。
どうしてあんなに話し合ったのに同じことを繰り返すのか…
その理由は、
- 小遣いが少ない
- ストレスが多い
- 家庭に居場所がない
- 会社の付き合いが多い(欠席できない)
- 部下が多い
- 浪費グセがある
- ギャンブル依存症
- アルコール中毒
などです。
1度目の借金発覚で、返済のために夫の小遣いを減らした…
なんて場合は、足りない分をまた借金してしまいます。
今一度、小遣いの金額や使い方、渡す回数などを夫婦で話し合いましょう。
部下が多い男性は特に、上司としてメンツを保たないといけない場面があります。
ストレスが多いとはけ口に飲み屋や風俗に行く回数も増え、
生活が荒んでいきますし、自暴自棄になることも。
借金発覚が1度目じゃない場合は、借りられない状況を作らない限り
借金癖は直りません。
夫の借金に気づいたらチェックしたいこと
夫の借金に気づいたら、できるだけ早めに以下のことを確認しましょう。
借金の原因は何か?
まずはこれです。
どうして借金をしたのか?
何に使ったのか?
そこをはっきり聞きましょう。
女性関係や妻に都合の悪いことは、逆ギレしたりおしだまったりするかもしれませんが
感情的にならず淡々と話を進めてください。
どこからいくら借りているのか
続いて、借金額と借り入れ先の洗い出しです。
手元に書類があるなら全て出してもらいましょう。
ここで重要なのは、夫の言葉だけを信じないことです。
借金額を少なく話すかもしれません。
もし夫自身もわからない場合は、
個人の借り入れ状況が記録されている、個人信用情報機関を利用してください。
以下3つの情報機関に開示請求すれば
夫の借り入れ状況を把握できます。
KSC(全国銀行個人信用情報センター) | 銀行系 | 銀行・信託銀行・信用金庫・農協などが加盟 |
CIC(株式会社シー・アイ・シー) | クレカ・信販系 | クレジットカード・キャッシング・ローンなどの貸金業・信販会社・リース会社・携帯電話会社など |
クレカ・消費者金融系 |
消費者金融会社、流通・銀行系・クレジット会社・信販会社・金融機関、保証会社など |
開示請求は夫婦といえど、本人しか受け付けていないので
夫同伴で行いましょう。
ネットや郵送でもできますし、料金も1000円くらいです。
ただし、闇金や正規の業者から借りている場合、
個人信用情報センターの情報に載りません。
担保つきの借金はないか?
銀行や消費者金融は、借入額が多いとき
担保つきを条件に貸し付けることが多いので、
自宅や不動産が担保に入ってないか確認してください。
常習性があるか?
ギャンブルや風俗に借金をしてまで通うのはもはや依存症です。
依存症は病気なので、借金=ダメと分かっていても繰り返してしまいます。
また、浪費グセ・承認欲求が強くプライドが高いタイプも
自分を良く見せようと借金を繰り返し反省がみられません。
夫に借金の常習性がなければ、
今後は反省し生活を改めることが考えられますので
借金発覚で離婚を考えている方は、よく確認してみてください。
保証人は誰か?
夫の借金に保証人がいないかどうかを確認しましょう。
もしかしたら、夫の友人や両親が保証人になっているかもしれません。
借金が返せない場合は、保証人に迷惑がかかることになりますので
事前に把握することが大切です。
夫の借金は妻に返済義務なし
夫の借金が発覚した時
「私にも返済義務があるのかもしれない?」
と不安に思いますよね。
しかし、あなたが保証人や連帯保証人になっていなければ
親子・もちろん妻だとしても返済義務は全くありません。
消費者金融が支払い義務のない妻に支払い請求することは、
貸金業法二一条の取り立て規制に違反することになります。
もし悪質な取り立てにあったら、警察や監督官庁に苦情を申し立てましょう。
借金の理由が日常家事債務だった場合
もし、夫の借金の理由、使いみちが
- 公共料金
- 生活必需品
- 医療費
- 教育費
- 衣類
- 保険の加入
など、日常の家事債務、いわゆる生活費をまかなうためだったら
妻にも支払う義務があります。
これは民放第761条に定められています。
(日常の家事に関する債務の連帯責任)
第761条 夫婦の一方が日常の家事に関して第三者と法律行為をしたときは、他の一方は、これによって生じた債務について、連帯してその責任を負う。ただし、第三者に対し責任を負わない旨を予告した場合は、この限りでない。
夫が勝手にした借金を妻も連帯責任で支払うことになるのは
納得がいかないかもしれませんが、
夫婦生活の運営は、夫婦共同の責任とされています。
夫の借金で絶対にやってはいけないNG行動
夫の借金が発覚した時、絶対にやってはいけないことが2つあります。
これをやってしまうと借金問題が解決せず、
同じことの繰り返しで本人のためにも家族のためにもなりません。
絶対に借金を肩代わりしてはいけない
支払い義務がないけど、妻としては一刻も早く借金問題を解決したいはずです。
利息を考えるともったいないですし、できることなら一括返済したいと思いますよね。
なので、定期預金や保険を解約したり、
親に借りて借金を返済してしまうケースがよくみられます。
特に借金発覚1回目は、妻や親族が助けがちです。
しかしこれは、1ミリも本人のためになりません。
ここは心を鬼にして
本人の力で返済させる必要があります。
肩代わりで借金問題を解決してしまうと
本人は借金の辛さや痛みを全く感じず反省もしません。
「また借金しても、妻や両親が助けてくれる」
そんな甘えから、借金を繰り返してしまいます。
夫の両親は息子かわいさから、影で借金を肩代わりするかもしれません。
重々注意してください。
また、ヤミ金などの場合、肩代わりすると
業者のいいなりの金額を払わされ、結果的に
「こいつはいい客だ」と目をつけられるでしょう。
夫がどんなにもう借金をしないと約束しても
心の隙間にヤミ金がすっと入ってきて
借金地獄から抜け出せなくなります。
放置してはいけない
借金していることが分かっていても、
- 夫とうまく話せない
- 威圧的な態度が怖い
- 夫の機嫌を損ねたくない
- 大丈夫というだけで詳しいことを話してくれない
- 逆ギレされる
- 無視される
このような理由から借金問題について夫婦で向き合えないことが有ります。
勝手に借金して話し合いもできないなんて
非常に身勝手な夫ですが、このまま借金問題を放置していては
状況が悪化するばかりです。
借金が増えたり、支払いが滞り、
担保の住宅が競売にかけられたり、給与を差し押さえられたりと
将来的に生活が困窮するかもしれません。
お金の問題は、夫婦関係が悪化につながります。
夫と話ができない時は、両親や夫の兄妹を含めて
話し合うようにしましょう。
夫と借金について話すときのポイント
借金を隠され裏切られた気持ちになると
ついつい感情的に夫を責めがちです。
気持ちは重々わかりますが、
ここはひとつ、解決のためにプロセスと思って、
落ち着いて話し合いに挑みましょう。
夫と話すときのポイント
- 感情的にならない
- 借金した理由を責めすぎない
- 借金を完済するためにどうするか?に焦点を当てる
- 一緒に返していくつもりがあるならそれを伝える
- 家族として夫婦として一緒に頑張ろうという気持ちで挑む
女性と男性は脳が驚くほど違います。
女性は、
「このつらい気持ちどうして分かってくれないの?
なぜ毎日節約して家族のために頑張っているのに報われないのはどうしてなのか?
なぜ裏切ったの?」
このように言いがちです。
こんなにつらい、悲しい、なのにどうして…
という気持ちをわかってほしいだけですが、
男性からすると常に攻められているような感覚に陥り
心を閉ざしてしまいます。
夫が借金した理由を正直に話したら、
今後どうすべきか?完済するためにはどうしようか?
と言った、前向きな話し合いを心がげてください。
多くの夫が借金を隠していることに後ろめたさを感じ、
返済にも困っています。
態度には出ませんが
妻に申し訳なくおもう気持ちも持っているはずです。
もし彼と今後も一緒にやっていこうと思うなら
彼の借金問題を夫婦の共有の痛みとして受け止めて
一緒に完済していくまたは、債務整理するなどの解決策を話し合いましょう。
夫の借金問題を解決するために妻ができること3つ
さて、夫の借金問題を解決するには3つの方法しかありません。
- 一緒に返済
- 債務整理する
- 離婚する
です。
一緒に返済する場合
一緒に返済できる借金額だったら、夫婦二人三脚で頑張りましょう。
収入を増やすため、専業主婦ならパートに出たりすることで
夫は一緒に頑張る妻に感謝し、反省が募るはずです。
しかし、どう考えても状況的に無理な場合は、
弁護士に相談して債務整理する方が解決できます。
債務整理すれば当分借金もできない
弁護士に依頼して債務整理をすれば、
個人信用情報機関にその事実が載るため、
金融ブラック状態になります。
自己破産なら7年〜10年は新たな借り入れができません。
しかも、裁判所を通さず手続きできる任意整理なら
- 弁護士費用が安く手続きも安易
- 弁護士が介入することで催促や取り立てが止まる
- 将来利息や延滞遅延金の減額・カット
- 返済期限を伸ばすことで月の返済額が減り負担軽減
など、メリットが多い。
また、住宅ローンがある方は、個人再生という方法で住宅を守りながら
債務整理できます。
借金額が大きすぎてどうしようもない場合は
自己破産で借金をゼロにする方法を選びましょう。
債務整理と言ってもいきなり自己破産というわけではないので
1日でも早く弁護士に相談してください。
弁護士の相談料は1回5000円ほどかかるのが一般的です。
しかし、債務整理専門の法律事務所なら、
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一緒に返済じゃなく離婚する道もある
夫の借金問題をどうすることもできない。
もう、耐えられないと思ったら離婚する道もあります。
あなたが保証人になっていない限り、返済義務はないですし
借金に苦しめられる生活から逃れる選択をしてもいいのです。
離婚することで夫が本当に大切なものに気付き
改心した…という事例も少なからずありますし、
あなたが抱えた借金ではないのですから、あなたや子供が苦しむ必要はないのです。
話し合いできず、夫の態度が変わらない・反省しない場合は、
自分と子供のことを一番に考え、
離婚して新たな人生を歩むのも解決策の1つとして頭に入れておきましょう。
借金を繰り返さないためにはどうすればいい?
1度借金を隠されていると、「また借金しているんじゃないか?」と
不安になりますよね。
もう2度と隠れて借金をさせないために
妻ができる対策をまとめました。
利息がどれだけ高額で意味がないかを認識させる
借金をする人、借金を借金で返す人は
そもそも利息=高いという認識がありません。
- クレジットカードの地獄→リボ払い
- カードローンの地獄→約定返済(やくじょうへんさい)
この2つの利息はマジでやばいです。
約定返済とは、毎月借り入れ先との契約で決められた額を返済すること。
約定返済額に利息が含まれていることが多く、
毎月9000円の支払いとしたらうち3000円が利息で元金は6000円しか減らないなど、とにかく払っても払っても借金が減らない状況。
ちなみに200万円のリボ払いで月5万円の支払いの場合、
そのうち2万〜3万円は利息だってことも分かっていない人が多いです。
毎月なんとなく支払いしているから、利息の怖さをわかっていません。
それをきちんと表に出し、説明することで利息がどれだけ無駄かを
認識させましょう。
ポイントは、その利息を貯めていたらどのくらいの金額になったか、
何を買えたとか、どこに行けたとか具体的な例を出しましょう。
お金の管理と生活を見直す
隠れて借金したことは悪いですが、
夫の言い分を全て否定しないでください。
男には男の付き合いがあり、
会社での立場もあります。
もし、借金の理由がお小遣いが少なすぎて、仕事の営業に差し支えるのなら
その辺りを改善していく必要があります。
また趣味に使っていた場合も、趣味自体をやめさせると
夫の息抜きがなくなってしまいます。
借金せずに続ける方法がないか、一緒に模索しましょう。
あまりガミガミ言いすぎると、夫の気持ちも萎えてしまうでしょう。
もちろん、借金が女関係だった場合は容赦なく問い詰めて
必要ならば相手の女性に慰謝料請求も辞さないことを伝えてください。
両親や親戚に借金問題を話し念押ししておく
いくら自分の親や親戚でも、借金問題はバレたくないのが本音です。
家族に内緒で借金をしていたなど、恥ずかしくて情けない。
これ以上同じ過ちを犯さないためにも
夫が一番知られて欲しくない相手、両親や親戚に話しておきましょう。
そして、借金を頼んできても絶対にお金を貸さないこと、
肩代わりしないことを念押ししてください。
親が夫に甘い場合は、話すことで隠れて夫にお金を渡したりと
逆効果になる可能性もありますので要注意です。
貸し付け自粛制度を利用する
借金癖が治らない
夫に借金の常習性がある場合は、日本貸金業協会の「貸付自粛制度」を利用しましょう。
貸付自粛制度とは、本人や家族が「この人にお金を貸さないで」と申告すれば
個人信用情報センターに申告内容が載り、新たな借り入れができなくなるという制度です。
登録される信用情報機関はこの3つ。
- (株)日本信用情報機構
- (株)シー・アイ・シー
- 全国銀行個人信用情報センター
これでカードローンやクレカを作れなくなるので安心です。
貸付自粛制度の申請方法については、
日本貸金業協会のHPで確認してください。
ギャンブル依存の場合はカウンセリングへ
もし夫がパチンコや競馬などギャンブルが原因で借金を作ったなら
依存症を疑いましょう。
ギャンブル依存は病気です。
もはや本人の意思だけではどうしようもありません。
早めにカウンセリングや依存症の治療を行う病院へ相談してください。
最初は心療内科でも構いません。
まとめ
夫が隠れて借金をしていた。
しかも、1度や2度じゃない!!
こんな時は、もう弁護士に依頼して債務整理する方が
本人のためです。
債務整理すれば当分借金はできませんし、
クレジットカードも持てません。
取り立てや催促が家に来ることもなくなり
子供を守ることもできます。
お金の問題は、離婚につながる率が高く
夫婦の溝が深まるのも時間の問題。
あなたは本当にこの先もこの夫と一緒にいたいか…
それが子供にとっていいことなのか
よく考えて行動しましょう。
もし今後もこの家族でやっていく気持ちがあるなら、
夫を責めるだけじゃなく寄り添い、
一緒に解決していく方向で話し合いましょう。